塾講師を辞めたい。辞めたい主な3つの理由とオススメの転職先3選


こんにちは。ブラック企業で2社働き、その後ホワイトな会社に転職成功した編集長のオダです。
塾講師の仕事は少子化の煽りを受け、今後ますます競争が激しくなる業界です。

一職員も教え方がうまいだけではなく、他塾との競争に打ち勝つために営業的なことをしなければ生き残っていけないかもしれません。

アナタも塾講師以外の仕事で、自分のキャパ以上のことに時間を費やしてしまい、疲労困憊になっていませんか?

この記事では塾講師を辞める主な原因と、辞めた後のオススメの転職先をご紹介します。

塾講師を実際に辞めた方にもインタビューしていますので、今後の参考にしてください。

このまま塾講師として働き続けるのか、全然違う仕事に転職するのかお悩みでしょうが、これからの転職(天職)のご参考になりますので、ぜひご一読ください。

塾講師を辞めた後に何をしたいのか

学生時代にアルバイトで塾講師をやって、その「やりがい」を求めて社会人になっても教育業界で輝く人は多いです。

大手~中小まで、このような志の高いアルバイトを社員雇用しようと、採用にも力を入れている会社はたくさんあります。

塾講師の花形は、やはり受験指導。

中学受験~大学受験まで多岐にわたります。

やりがいがある仕事の一方で、退職率も決して低くないのが塾講師という職種。

辞めた後の転職先も人それぞれです。

子供たちと塾で関われるのは、多くて週3、4日程度。

もっと高い頻度で、じっくり関われる学校の先生への転職も少なくありません。

他にも大学で選考したIT知識を武器に、IT業界に転職する人や、自分の塾をつくろうと起業する人もいます。

塾業界はサービス残業が多くあるので、その真逆な残業がない、いわゆるホワイト企業への転職を考える人も多いです。

年齢制限のある、公務員試験を受ける方もたくさんいらっしゃいます。

塾講師を辞めて転職に求めるのは何?

塾講師を辞めて転職先に求めるもの。

エン転職が2018年に8,600名にリサーチしたところ、上位3つは

  1. 「給与が低かった」
  2. 「やりがい・達成感を感じない」
  3. 「企業の将来性に疑問を感じた」

でした。

塾講師の場合も一般的な転職希望者と同じで、上記3つはほぼ同じです。

転職に求めるものの多くは、いまの給与よりも上がってほしいという気持ち。

今の職場で培った受験指導技術をもって、転職できる可能性は大いにあります。

やりがい・達成感については、納得のいく評価制度や、魅力的な上司や同僚の存在が大きいのではないでしょうか?

3つ目の企業の将来性については、少子化で淘汰されていく塾業界の中、長く働くことのできる企業体力や、経営者の経営手腕を見る必要があります。

とくに家庭をもっている方にとっては、この安定性は非常に重要です。

塾講師を辞めたい代表的な理由3選

給与水準が低い

世の中の転職希望者が、もっとも多くの退職理由にあげるのは給与面です。

売り上げから人件費や教材費、家賃などいろいろなものが引かれて利益になります。

この利益に応じて、給与に関わる労働分配率というのが決まってきます。

塾の売り上げは生徒数に大きく依存するので、給与はただ教えるのがうまいというだけでは、なかなか上がることはありません。

塾の中にはティッシュ配りなど、泥臭い営業を続けて、生徒数を地道にあげることが給与アップにつながるという会社も少なくないです。

もちろん受験指導の力があり、生徒が合格実績という結果をしっかり出すことができれば、その街の中での反響が上がり、結果生徒数が増え、給与が上がります。

しかし努力をしても、教育業界の給与水準は低いので、他業界に目がいくのも納得がいきます。

やりがい・達成感がない

塾業界において「やりがい・達成感がない」というのは、他の業界と比べてみたら、「そうだ」という人と、「そうでもない」という人とに大きくわかれます。

やりがいや達成感というものは、上司や同僚との人間関係にも大きく依存をします。

やる気を引き出すのがうまい上司というのは、部下をしっかり見ている傾向にあります。

その姿はあからさまでなく、常に視界の端っこに部下の姿が見えていて、普段様子を見ているもののそこまで口を出しません。

いざ困ったというときや、課題をつきつける必要があるときに口を出すといった塩梅な絶妙なものです。

そういった上司の元では、部下は輝くことができます。

その逆の場合、放置されていたり何をやっても叱られる環境にあったり、理不尽な想いを常にしているようならば、誰でも辞めたくなるでしょう。

会社の将来性に疑問

中小企業で塾講師をやっている方は、その会社の将来性に疑問をもったことがある人が大半だと思います。

そもそも日本全体が、少子化の危機にあります。

厚生労働省のデータでは2017年の出生数は94万6065人という結果で、過去最少を更新中とのことです。

教育関連会社もその影響を大いに受けており、2018年の倒産件数については大きくニュースになりました。

2018年の倒産件数はなんと91件。

2015年から実に4年連続で増加中です。

業態別でみると、各種スクール・家庭教師が最多とのこと。

学習塾の倒産件数は過去最多をマークしています。

誰もが知っている大手の塾も、ニーズに合わせて閉校が後を絶ちません。

そんな中、現状の企業のままで大丈夫だろうか?という不安を抱くのは時代の流れとしても仕方がないかもしれません。

元塾講師が語る、辞めた理由と辞めた後の仕事内容

Mさん 30歳

Mさん 30歳
子供達に勉強を教える事は楽しいと感じていたが、学力向上が数値化され、それに対する責任が重いと感じていたので辞めました。

その後は、放課後等デイサービスで児童指導員をしています。

子供達と楽しい時間を過ごせる仕事であり、私自身も仕事にやりがいを感じられると思ったので挑戦しました。

苦労したのは、塾講師の経験しかなかったことに加えて、障害を持っている子供を教育した経験がなかった事が大きなマイナス要素でした。

Tさん 41歳

Tさん 41歳
生活のリズムを変えたかったから辞めました。

塾講師は夜型の生活になります。妻や子供は逆の生活をしており、コミュニケーションが取れなかったのが転職した大きな理由です。

現在は一般企業の正社員として勤務しております。もちろん昼型の仕事です。建設業で主にルート営業をしております。

塾講師=勉強しか教えられないので頭が固い。というイメージが付きまとったことが大変でした。

また学校の先生と同様、公務員的な「ぬるま湯」の環境だと勘違いされていて、一般企業で働けるのか?という厳しい質問も飛んできました。

面接では、話が論理立てて説明することが上手ということをPRしました。

Aさん 25歳

Aさん 25歳
教育に関して全く興味のない人たちが経営していたのが嫌だった。
金儲けだけが目的で、いい教育を提供する気がさらさらなかった。

同じ塾業界で仲間が独立するのを手伝ってスタッフとして働いています。以前のような会社が存在することが許せず、同種の仕事を続けるつもりだった。

行政の助成金があるため、立ち上げはなんとかなったが、当初広告費などを捻出するのが大変で、独立自体の苦労を痛感しました。

Kさん 31歳

Kさん 31歳
休日がほとんど取れない点が退職の理由です。

平均月に3日、学校の長期休暇中の講習会になれば最大2週間休みなしで、朝9時から夜8時まで通し勤務でした。

今は大学の事務員をやっています。

生徒の面倒を見るのは好きなので、生徒と関わりながら、もう少し自分の時間が取れる職業と言うことで選びました。

現在国際課に属し、留学希望者のカウンセリングや、受け入れ先の海外の大学などとのやり取りをしています。

年齢的に転職できる最後のチャンスと思い29歳で転職したが、実績があっても塾講師と言うのは世間での評価が低いようで、なかなか評価されないことがあったことが苦労しました。

元塾講師のキャリアを活かせるオススメの転職先3選

塾講師のキャリアについては、それぞれの関心に応じてさまざまですが、生徒や保護者相手に、接客をし続けていたという意味ではサービス業全般に向いています。

また教育という文脈で誰かに貢献したい・喜んでもらいたいという思いから、何かを売って終わりという一過性のサービスよりも、顧客と寄り添い向き合い続ける提案営業がオススメだと言えます。

  • 生命保険の営業マン
  • 人材系の法人営業
  • 資格をとってキャリアカウンセラーやスクールカウンセラー

などがオススメでしょうか。

他には、学校の先生や公務員のニーズも高いです。

一方で、塾講師から塾の事務職に転職する人も少なくありません。

狭き門ですが、大学の事務職も人気です。

転職するときは現状をどうにかしたい。

というマイナスからプラスの方向へ人生をシフトさせたいという想いから、誰しもスタートしています。

しかしネガティブな想いよりも「この仕事でこんな成果をあげたい。こんな貢献をしたい」という、ポジティブな気持ちで転職するほうが結果、将来は幸せになれるでしょう。

塾講師を辞めたい。辞めたい主な3つの理由とオススメの転職先3選 まとめ

塾講師は少子化の影響を受け、業界時代が縮小傾向にあるため、転職する人材が多々いる職種です。

大手の企業も含めて、2018年の学習塾の倒産件数は過去最多。

そんな中で、退職理由を見てみると、給与・やりがい・将来性の大きく三つと言われています。

この三つはどれも繋がっており、転職することで、毎日が大きくシフトする可能性を含んでいます。

また転職する人の多くが、今の職場の人間関係にも悩んでいたりします。

理由はさまざまですが、転職することで自分のつくる人間関係についても改善できるかもしれません。

副業や転職が当たり前になってきた昨今、より自分がやりたいことを仕事にしやすい時代になってきました。

ポジティブな気持ちで転職する方には、いま以上の幸せを掴みにいってほしいものです。