歯科衛生士を辞めたい。辞めたい主な3つの理由とオススメの転職先3選


こんにちは。ブラック企業で2社働き、その後ホワイトな会社に転職成功した編集長のオダです。
歯科衛生士って国家資格ですし安定している職業ですが、働く環境によってストレス具合が全然変わってきます。

良い医師の下で働けるならば、そこまでストレスも感じないかも知れませんが、合わない個人経営の歯科で働いたりすると、治療方針などで揉めることにもなりかねません。

この記事では歯科衛生士を辞める主な原因と、辞めた後のオススメの転職先3つをご紹介します。

歯科衛生士を実際に辞めた人にもインタビューを取りましたので、今後の参考にもなるでしょう。

簡単に読めますし、アナタが歯科衛生士を続けるのか別の仕事に就くのかはわかりませんが、今後の転職(天職)のご参考になりますので、ぜひご一読ください。

歯科衛生士を辞めた後のことをきちんと考えて行動すべき

人気でありながら、正規雇用としてはあまり長く働けない歯科衛生士。

しかし歯科医院が多く、患者数もなかなか減らない。

歯科医側からしても歯科助手よりも出来る範囲が広く、衛生士が1人いるのといないのとでは、仕事の幅も変わってきます。

さらに現代は高齢化が進むまっただ中、

  • 看護師
  • デイサービス
  • 葬儀業

とならび、歯科衛生士もこの先30年以上は安泰な職種と言えるでしょう。

何より、歯科衛生士という国家資格あっての賃金面の好条件。

ご自身の給与が高いと感じられる方は少ないでしょうが、歯科衛生士から他の職種に転職しても、収入が減る可能性の方が圧倒的に多いのです。

パートタイマー等で歯科衛生士資格を持っている方は、たとえば工場のアルバイト、パートの方と比べると、30%以上時給が高いことの方が多いのです。

「国家資格」という絶対的なメリットを活かせない職種では、歯科衛生士資格は何のオプションにもなりませんよ。

転職に何を求めているかをはっきりさせる

「転職」といっても、選択肢はさまざまです。

また歯科衛生士とはいえ医療現場、一般企業で働く人たちとは、考え方や世界が違うことが多いのです。

転職する前に「自分が本当に求めている事は何なのか?」をよく考えてみましょう。

「今の仕事が嫌だから」という理由で転職された方は、長続きせず、結局すぐ辞めてしまう方も多いです。

  • もっと多い給与を求めて転職がしたいのか
  • 時間的な労働条件の良い所へ転職したいのか
  • やりたい仕事があっての転職なのか

で転職後の環境も大きく変わります。

漠然と「歯科医以外で…」と考えていると、時給をチェックしているだけで転職する気は無くなります。

「いくらもらえるか?」ではなく、「最低いくら稼げれば…」と考えていかないと、選択肢を選ぶ段階で挫折してしまいます。

その上で、

  • どんな仕事がしてみたいのか
  • どんな時間帯で働きたいのか

を考えてみましょう。

歯科衛生士を辞めたい代表的な理由3選

歯科衛生士は個人歯科がほとんど!曖昧な雇用形態!

歯科医の数はどこへいっても多いですが、実は多くは個人歯科医。

給与面等は求人票に最低限記されていますが、不満を上げてしまえばブラックな歯科医もたくさんあります。

決して悪意のある歯科医が多いのではなく、歯科業界自体が多くの個人歯科なので、雇用や給与面の細かな面を時代とともに見直せていない、という背景もあります。

多くの方が新卒で採用され、結婚または出産を機に退職。

企業のように退職金積み立てを行っている歯科医は少なく、退職金等はスズメの涙程度で、また同じ歯科で働こうと思ってもパートタイマーとしてしか働けない。

古株な従業員は昔から働いているパートさん等で、仕事のやり方もとくに変わらず、若手が育たない。

有休があるのか無いのか曖昧、残業時間がしっかり管理されていない、等々曖昧な雇用形態でこき使われている心理に陥ってしまいます。

個人歯科では先生の家族が出しゃばることも

個人ならではの人間関係の難しさ。

個人歯科になると、先生の奥様が事務に入っていたり、御子息等が同じ歯科医として働いていたりすることも多々あります。

歯科衛生士として働いている立場からすると、先生に言われたことと、奥様に言われたことが違う。

歯科医業務以外の事も押し付けられる。

御子息等と先生で意見や治療方法が合わない。

そんな問題もあります。

また従業員の給与はあまり上がりませんが、先生やご家族の乗られている車がコロコロ変わる、なんてこともザラで不必要なストレスに悩まされます。

「先生たちだけ好きなように休んで、私たちは有休を貰いづらい…」歯科衛生士ならではの悩みでしょう。

休日は木、日が基本

土日に続けて休みたい。

歯科医の多くは木・日休みで、土曜日や祝日はほとんど仕事。

歯科医によってはお正月やお盆もあまり休まなかったりするので、年間休日は今の時代で言えば少ないです。

しかも休みが単発なのであっという間、デートも旅行も組みづらいです。

とくに個人歯科だと、有休があるのか曖昧なことはもちろんですが、そもそも人数が少ないので有休の話を出すにも事情を考えさせられます。

  • はっきり言って休み辛い
  • 休むと申し訳ない
  • 嫌な顔をされる

そんな感じで、有休という休み方が非常に選択し辛いです。

元歯科衛生士が語る、辞めた理由と歯科衛生士を辞めた後の仕事内容

Aさん 35歳

Aさん 35歳
5年前に歯科衛生士を辞めました。

医院での人間関係、仕事の内容には不満はなかったのですが、職業柄身を屈めることがほとんど。

それによって腰に負担がかかり、歩けない、身動きできない程の腰痛に悩まされ、思い切って辞めました。

歯科衛生士を辞めた後は、都市銀行でフロアー案内の仕事につきました。入口に立ち、来客の誘導をします。

手続きのために何にどういうことを書けばよいか、機械操作がわからない利用者の手伝いをするなどです。

私は歯科衛生士の経験しかなかったので、業界用語というか金融機関でしか通用しない言葉を覚えるのに苦労しました。

あとやはり培ってきた技術を活かせず、歯がゆい思いもありました。

Uさん 27歳

Uさん 27歳
昨年歯科衛生士を辞めました。

私が務めていた歯科医院は、常識がないドクターばかりで、ほとんど仕事をせず、治療方針にもついていけなかったことが辞めた理由です。

まったく別の仕事をしようと考えて、郵便局で事務の仕事をしています。主な仕事内容は、郵便物の仕分けをすることです。

私は大学の口腔保険学科を卒業して歯科衛生士の資格を取ったので、このまま歯科衛生士の仕事を続けるべきかどうか?という葛藤がありましたが、やはりまだ諦めきれません。

Eさん 41歳

Eさん 41歳
8年前に結婚し子供を授かったので、出産、子育てのために4年ほど歯科衛生士として勤めていた職場を退職しました。

退職して1年後、子育ての合間に夫の休みである日曜日のみ、飲食店の店員としてアルバイトを始めました。

学生時代は飲食店のアルバイトをしていたので、転職で苦労したということは無いですが、今まで患者さんを見てきたので、飲食店ではお客さんを相手にするので慣れるのに少し時間がかかりました。

Oさん 22歳

Oさん 22歳
去年働いていた歯科を辞めました。

長年その職場にいたお局的存在のスタッフに背中を叩かれる、無視される、高圧的な態度で指導されるなどの扱いを受けたためです。

現在はアルバイトをしながら職を探しているところですが、雰囲気が良さそうなところであれば他の歯科医院への転職も考えています。

せっかく国家資格を取得していて勿体ないですし、さまざまな患者さんに、臨機応援に対応して業務をこなしていくことはイヤではなかったので、もう一度チャレンジしたいですね。

元歯科衛生士にオススメの転職先3選

総合病院等の歯科で求人がないか探してみましょう

総合病院で働くと、その扱いは個人歯科とは雲泥の差でしょう。

もちろん給与面は大きく変わりはしないでしょうし、仕事内容も変わらないですが、総合病院なら産休や育休もあり昇給もあり、有休もしっかり管理されています。

個人歯科での給与面以外の不満は、総合病院の歯科ではかなりの部分が解決されます。

個人歯科でも別の条件のよい歯科医を探してみましょう

個人歯科が多い業界ですので、同業での選択肢も探しやすいです。

中には今の歯科医よりも条件良く、現代風に雇用形態も工夫した歯科医や、従業員優先で勤務を考えてくれている歯科医も多くあります。

1から始まる新設の歯科医

個人で開業する歯科医はこれからもまだまだあります。

真新しい歯科医で、仕事も雇用も1から始まる歯科医だと、自身の意見を取り入れられやすいです。

もしかしたら、あなたが一つの基準になり、今後の働きやすさに貢献できる事もあるかもしれません。

歯科衛生士を辞めたい。辞めたい主な3つの理由とオススメの転職先3選 まとめ

結論としては、歯科衛生士はやはり歯科衛生士として働くのが一番でしょう。

資格や給与面を考えると、活かした方がもちろんよいですし、正規雇用でなくても安定した収入は得やすいです。

そして歯科医は今働いているところだけでなく、たくさんの選択肢があり、求人を出している歯科も少なくありません。

個人歯科であれば、面接等でしっかり自分の意見や労働環境への希望を伝えれば、慣れた仕事で居心地のよい職場に巡り合えます。

個人歯科は悪い面が目立つ気もしますが、融通がきく、といえばメリットもたくさんあります。

業界的にもリストラや倒産といった、一般企業の持っているリスクも少なく、経験値で長く続けやすい仕事です。

勉強して苦労して得た資格、これを活かしながらよりよい環境で働く事が、転職する上でもっとも大切です。