そのイメージは完全に間違いで、接客やクレーム対応に終われる日々で大変です。それに携帯機能の進化で覚えることが多すぎるのもネックです。
この記事では携帯ショップを辞める主な原因と、辞めた後のオススメの転職先をご紹介します。
携帯ショップを実際に辞めた方にもインタビューしています。今後の参考にしてください。
このまま携帯ショップを続けて働き続けるか、それとも全然違う仕事を選ぶのか?お悩みでしょうが、これからの転職(天職)のご参考になりますので、ぜひご一読ください。
目次
携帯ショップを辞めた後に何をしたいのか?
携帯ショップでの仕事に嫌気がさし、転職することを考えているなら、衝動的に辞めてしまう前に準備を整えておきましょう。
次にどんなことをしたいか、じっくり考えてみてください。
ある程度は予定を立てておかないと、辞めたあとに困ってしまうことがあります。
完全に辞めたあとで一から考えはじめるやり方だと、どうしても時間がかかります。
収入のない状態がムダに長くなれば、生活が不安でストレスをためてしまうことが多いのです。
無収入でストレスだらけの生活を避けるには、携帯ショップで身につけたスキルをよく考え、次の仕事に目星をつけておいてください。
辞める前に次の仕事に目星を付けておくと、スムーズに行動を開始できるため、余計な不安やストレスを抑えられるようになります。
携帯ショップを辞めて転職に求めるのは何?
次の仕事について考えるときは、「なんとなく良さそう」といった曖昧な理由で決めてはいけません。
その点がフワフワしていると失敗を回避できないことがあるので、注意してください。
転職先を考えるときは、「辞めたくなる原因を解消できるか」というポイントをきっちり押さえておくべきです。
携帯ショップを辞めたくなったからには、何か原因があるはずですよね。
そこを明確にし、しっかり解消できる仕事にすることが大切です。
辞めたくなるほどの大きなマイナス要素があると、せっかく転職しても、また同じことを繰り返してしまう恐れがあります。
長く続けるには、辞めることになった原因をよく考え、次の仕事に何を求めるのか、はっきりさせておくようにしましょう。
携帯ショップを辞めたい代表的な理由3選
クレームの対応がツライ
携帯ショップでは、お客さんからのクレームの対応に神経をすり減らし、耐えられなくなって辞めてしまうパターンが多くあります。
常識のある人なら大声で怒ったりはしないものですが、携帯ショップはいろいろな人が利用するので、必要以上にきつい言葉を選んで非難する人も意外といます。
お金が関係しているため、妙にヒートアップしてしまう人も多く、その対応に追われていると、ストレスがどんどん蓄積されていくのです。
悪質なクレーマーはかなりひどいので、体調を崩して病院へ行くような事態になる前に、別の仕事を探しましょう。
ノルマのストレスが大きい
携帯ショップの中でも大手のところは、売上ノルマがあります。
ノルマをクリアできないときは、上司から強いプレッシャーをかけられてしまい、精神的に追い詰められることが多いのです。
いつも売り上げを気にしながら仕事をしていると、余計にストレスがたまっていきます。
ストレスが原因で辞めてしまうパターンもよくあるので、注意しておきましょう。
きちんと達成できれば、ノルマがやりがいにつながることもありますが、必ずクリアできるとは限りません。
日々のプレッシャーに押しつぶされてしまいそうなときは、ムリに続けたりせず、転職を検討してみてください。
覚えることが多すぎて対応できない
携帯ショップで働くときは、続々と登場する新機種や新プランなどに、しっかり対応していくことが大切です。
それらを理解していないと、お客さんから何か質問されても、答えられません。
とはいえ数が多すぎるため、完璧に覚えるのはハードルの高い作業です。
その負担が無視できないものになったときは、転職を考えることになります。
料金プランなどは複雑で理解しにくいものも多いため、覚えるまでに時間がかかり、イライラを募らせてしまうこともあります。
イライラが次々に押し寄せてくるとなれば、耐えられなくなるのもムリはありません。
ストレスを軽減するためには、ぜひ転職の準備を進めてみてください。
元携帯ショップ店員が語る、辞めた理由と辞めた後の仕事内容
今はアウトソーシングの会社に正社員として入社して、大手企業から総務事務の仕事の委託を請け負い、事務仕事をしています。
接客が嫌だったので事務職を選んでいたけど、接客の経験なんて求められていなくてなかなか上手くアピールできなかった。
やはり携帯ショップで身についたことは接客スキルと営業スキルのみだった。
1人の契約時の対応時間は長いし、説明しないといけないことが沢山あるし、質問いっぱいされるしで嫌になりました。
辞めた後は営業事務をしています。1日の大半は椅子に座って、ほとんどは自社のシステムへの入力が主で、他に電話対応、電話での営業などをしています。
子育てのため仕事のブランクがあり、小さな子供もいるということで中々雇ってもらえるところがなく苦労しました。
辞めた後は運送会社に就職しました。大型トラックのドライバーとして県内外への荷物の配達等をしています。
転職活動での苦労点ですが、運送会社での仕事が全くの未経験であった事と大型免許証の取得に時間が掛かった事です。
派遣で一般事務職として、旅行会社の問い合わせ対応や書類チェック、データ管理など。現在は派遣にて、総務事務をしています。
携帯ショップの業務は多岐にわたり、どの業界でも活かせると思っていたが、携帯ショップでの苦労がなかなか理解して貰えない難しさはあると思います。
元携帯ショップ店員のキャリアを活かせるオススメの転職先3選
携帯ショップから転職するのであれば、なるべく経験が活かせる職業を選びたいところですよね。
まずオススメなのが、営業事務です。
営業事務
営業事務というのは、営業をするわけではなく、営業の人をサポートする職業です。
スケジュール管理や書類の作成で営業職を助けるなら、営業に近い携帯ショップでの勤務経験が役立ちます。
実際に接客するわけではないため、クレーム対応に疲れ果てている人は、視野に入れておいてください。
アパレルショップの販売員
またアパレルショップの販売員という道もあります。
同じ接客業であれば、携帯ショップで身につけたマナーなどを存分に活かせるため、わりとスムーズに馴染めるようになります。
お客さんとのコミュニケーションが必須となるため、クレーム対応が最大のストレスだった人は注意しなければなりませんが、クレーム対応以外の理由で辞める場合は、選択肢に加えておきましょう。
ヘルプデスク
他には、ヘルプデスクも要チェックです。
ヘルプデスクとは、パソコンやスマートフォンの故障などの相談を受け、解決する仕事になります。
携帯ショップでの知識が役立つことから、次の仕事として選ぶ人が多いので、転職するなら押さえておきましょう。
携帯ショップを辞めたい。辞めたい主な3つの理由とオススメの転職先3選 まとめ
携帯ショップからの転職を考えているなら、ここで紹介したことを参考にして、なるべく早めに行動してください。
周りの人に相談すると、我慢することを勧められる場合もありますが、ストレスの大きい仕事をダラダラと続けるのは、あまりよくない方法です。
ストレスの蓄積がひどくなりすぎると、体調を崩してしまいます。
そうなると転職したくても簡単にはできません。
何より、体に負担をかけすぎるような働き方は避けるべきです。
スムーズに転職するためには、ストレスの蓄積が悪化する前に、働きながら少しずつ準備を進めていきましょう。
悩んでいるマイナス要素がどこなのかよく考え、回避可能な仕事を探しておくことが大切です。
転職への準備を早めにできれば、限界を超える前に別の仕事へ移行できますので。