失業給付金の手続き裏技。3ヶ月後の退職に向けて会社と自分に対してすべき11のこと


こんにちは。ブラック企業で2社働き、その後ホワイトな会社に転職成功した管理人のオダです。

会社を辞める前にしておくべきことはお金関係の手続きです。

会社を辞めるとなると、しておかなければならない手続きややっておいた方がお得なことがあります。

一番大きいのは、会社員であるからこそ認められるお金関係の手続きです。

会社員であることのメリットはあまり語られることがないですが、代表格がクレジットカードの発行です。

失業中やフリーランスの人は、カード会社がなかなかカードの発行を認めてはくれません。

これが住宅ローンになると、もっともっと厳しいですね。

会社員であり、社歴がある程度あるからこそ住宅ローンが組めるわけで、転職直後はローン自体が組めなかったり、組めたとしても金利が高いなど不利になることが多いのです。

また社宅から引っ越す場合も、退職前に引っ越しておいた方がよいです。

というのは退職後に保証人を求められたり、最悪の場合部屋を貸してくれないというようなこともあり得ます。

退職前の働き方も注意が必要

退職してすぐに転職先が決まっているならば問題ないですが、辞めてから仕事を探すというパターンもあるでしょう。

仕事を辞めてから転職をするべきか辞めずに転職するべきかは重要なことですが、辞めてから仕事を探す場合は、失業給付金をもらうほかに税金や社会保険加入などの手続きが必要です。

失業給付金の金額は退職前の6ヶ月の給与額を基に算出されるので、その時期は受取額を多くしておいた方が、失業給付金が多くもらえます。

残業代がちゃんと申請できる環境ならば、バリバリ働いて多くもらっていた方が退職後得です。

反対に4〜6月はなるべく多くもらわずに給料を安くすると、それを基に健康保険料と住民税が決められるので失業時に支払いが楽になります。

会社に対してやること

上司に退職の意思を表示する(2~3ヶ月前)

退職した後のお金のことを確認する

もし転職が決まっていないならば、決まるまでの生活費を最低3ヶ月分は用意しておきましょう。

社宅などに入っている場合は、引っ越し費用と転居先費用の準備も必要です。

まずは上司に報告する

まずは直属の上司に仕事を辞めるという意思を伝達すること。

職場の都合で退職日が前倒しやら後倒しになることもありますので。

とにかくまずは上司に相談することです。

就業規則の確認

退職の報告を就業規則で決めている会社もありますので、何ヶ月前までに退職の意思を伝える必要があるのかをチェック。

通常は2ヶ月前と言われています。

最終出社日の決定(1ヶ月半前)

有給消化の確認をする

上司と相談した上で、最終出社日を決定する。

有給消化のため、仮に末日締めなら退職月の15日くらいを最終出社日にするなどして逆算して考えましょう。

業務の引き継ぎ書の作成(1ヶ月前)

誰に何を引き継ぐのかを確認し、書類として残す

自分が現在進行形で進めている仕事や、自分にしかわからない仕事、絶対に引き継ぎが必要な事項などをすべて書類に書き出す。

エクセルなどにまとめるのがよいでしょう。

どの仕事を誰に引き継ぐべきかは上司と相談して決めます。

1度話しただけではわからないので、書面として残るようにしましょう。

引き継ぎの挨拶回り、挨拶状の発注(2週間前)

担当先には必ず行ないましょう。そうでないとトラブルの元になります。

クライトアントと仕事をしていた場合は、退職の挨拶と引き継ぎを直接訪問して行うのが常識です。

メールだけで終わらせるとトラブルの元になることもあります。

挨拶状を業者に頼めばかんたんです。

挨拶状なんて書いたことないよ。っていうか書き方すらわからない。

っていう人には業者に依頼するのも手です。

退職手続き(退職当日)

退職の本手続きを済ませる

人事の担当者に社員証や定期券の精算などの手続きをして、退職後に必要な書類を受け取る。

上司や同僚に挨拶メール

出社最終日には、社内の知り合いやお世話になった人には退職の挨拶メールを送ることを忘れずに。

お世話になった感謝の意を伝えましょう。

自分に対しての段取り

退職前の働き方でもらえるお金が変わります。

給料から天引きされている「健康保険料」「住民税」は、4〜6月の3ヶ月給料の額で翌年までの一年の天引き額が決まります。

ということはこの3ヶ月の給料を低くすれば、失業中でも支払うお金が安くなるというカラクリです。

健康保険料は4、5、6月の3ヶ月の給与額で決定します。(なるべく残業しない)
失業保険は退職前の6ヶ月の給与額で決定します。(バリバリ残業する)

これで支払う税金を安くして、失業給付金は多くもらえます。

ただし残業代がちゃんと申請される会社のみに有効な手段なので、もともとブラック勤めの人にとって有効ではないかもしれませんが…。

会社員のうちにやっておくべきことは?

ローンを組むことやクレジットカードの発行などは会社員のうちにやっておくべきです。

会社員であり、社歴があるからこそ認められることがあります。

代表格が住宅ローン。

銀行も融資の際には会社名と社歴から融資額や定時金利を決めるので、マイホーム購入は退職前に行うのが常識です。

退職前にやっておかなければならない4つのこと

マイホームの購入と住宅ローンの借り入れ

住宅を購入して、住宅ローンを組む場合、絶対に会社員が有利です。

家を買うならば、会社を辞める前に決断しましょう。

クレジットカードの作成

クレジットカードも会社員であれば、いくらでも作れるのに、退職したら作成が難しくなります。

辞める前に必要な分だけ作っておきましょう。

生命保険への加入

会社を辞めてから病気になって保険未加入ではツライ。

とにかく生命保険には加入しておきましょう。

住宅の賃貸契約

家を引っ越したい人は賃貸先を決めてまず契約をしましょう。

退職後だと保証人を求められたり、最悪の場合貸してくれないこともあります。

辞める前のお金の段取りについて

会社制度を利用していたものはすべて解約しないといけません。

社内預金・財形・確定拠出年金などは、解約したり、次の会社に引き次ぐなどの手続きが必要です。

会社から住宅ローンを借りていた場合は、借り換えが必要となります。

団体保険も解約する必要があります。

お金に関する変更手続き8つをまとめました

会社融資の住宅ローン

一括返済が必要なら銀行ローンなどへの借り換えも手配すること。

持株会

証券会社の口座に移管の手続き。退職とともに一括売却も必要です。

財形貯蓄

全額解約して、自分の銀行口座に振り込んでもらうこと。

社内預金

全額解約して、自分の銀行口座に振り込んでもらうこと。

団体生命

個人で生命保険に入りなおすこと。保険料も銀行引き落としなどに手配します。

企業年金

退職後も維持してもらう。60歳以降に給付を受けられる会社もあります。

確定拠出年金

全額解約して、自分の銀行口座に振り込んでもらう。(次の転職先が決まっている場合は、移管できることもあります)

社宅

引っ越し先を決めておき転居する。

退職後の病気やケガの医療費はどうしよう?

退職後の段取りで大切なのが健康保険です。

加入してないと100%自己負担になってしまいます。

転職先が決まっていないならば、選択肢は3つです。

ただし失業保険をもらうときは、扶養に入ることは不可です。

退職日に会社から受け取るモノって何?

退職後の手続きに必要なものと会社に預かってもらっていたものを受け取ります。

  • 離職票
  • 源泉徴収票
  • 健康保険資格喪失証明書

退職後の手続きに必要なもののほか、

  • 会社に預かってもらっていた場合は年金手帳
  • 雇用保険被保険者証
  • 厚生年金基金加入員証

なども忘れずに受け取るようにしましょう。

源泉徴収票

退職時までの収入、支払った所得税などを証明する書類。

年末に次の転職先が決まっていなかったら確定申告に使います。

決まっていたら会社に提出します。

雇用保険被保険者証

雇用保険(失業保険)の加入者であることを証明する書類。

失業保険受給手続きの際に、必要となります。

転職が決まったら、次の会社に提出します。

離職票

会社を退職したことを証明するための書類。

ハローワークでの失業保険受給手続きの際や、健康保険での被扶養者受給手続きの際に必要となります。

任意継続被保険者資格取得申出書

これまで加入していた会社の健康保険を、退職後も継続する際に記入して健康保険組合に提出する書類。

退職後も健康診断など受けられることも。

健康保険資格喪失証明証

健康保険被保険者資格の喪失を公的に証明する書類。

退職後、国民健康保険に加入する際に必要となります。

役所での確認に使われます。

年金手帳

公的年金(厚生年金・国民年金)の加入者であることを証明する手帳。

同じものをずっと使い続けるので、会社に預けた場合は必ず受け取りましょう。

生命保険料口座振替依頼書

会社で生命保険に加入し、給与天引きされていたら発行されます。

退職後も継続可能なタイプなら、個人の銀行口座引き落とし手続きに必要です。

年金基金脱退一時金最低請求書兼取扱方法選択届(該当者のみ)

厚生年金基金に加入していた場合に発行されます。

脱退して今、一時金を受け取ることを選択できる場合も。

一般的には、将来、年金基金として受給できます。

厚生年金基金加入員証(該当者のみ)

厚生年金基金を将来受け取るときのために発行されます。

加入員の資格を喪失しても、将来受給時に、証明書類となります。

加入員番号が必要となることもあります。

退職後の失業手当については、失業手当の種類は?もらえる条件や期間をまとめました失業給付金をもらいながらアルバイトする方法に詳細を書いておりますので、ご参考にしてください。